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【IT起業家直伝】エージェントなしで案件を得るフリーランスエンジニアになるには

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【IT起業家直伝】エージェントなしで案件を得るフリーランスエンジニアになる方法

フリーランスエンジニアとして独立したいけれど、「やっぱりエージェントを通さないと案件を獲得できないのでは?」と感じてはいませんか?

実は、エージェントを使わなくても直接クライアントと契約して、高単価案件を取っているエンジニアは数多く存在します。

私もその一人で、今までフリーランスエージェントを使ったことがありません。

この記事では、エージェントなしでも案件を獲得できる仕組みや、実際に独立まで行き着いた体験談、そして交渉・契約のコツまでを共有します。

エージェントを介さずに自由度と収益性を高める働き方に興味がある方は、ぜひ読み進めてみてください。

この記事を書いた人

エンジニア起業家Yuki

エンジニア起業家Yuki

  • 2024年1月に起業し、自社サービスと受託開発で年収1億円を目指して奮闘中
  • エンジニア歴4年目
  • 文系芸術系大学出身→学生時代フリーランスとして2年半活動→23卒で自社開発ベンチャーに入社→起業

【結論】フリーランスエンジニアがエージェントなしで案件を獲得するのは可能?

キャリアアップ

結論、あなたにやる気があれば、エージェントなしでも案件を獲得することは可能です。

私は実務経験半年の学生の頃でも、エージェントなしで案件を獲得できたので、実務経験が数年ある方は努力すればエージェントなしで案件を獲得することができるはず。

エージェントを使わなかったことで得られた最大のメリットは、営業とコミュニケーションスキルが自然と身についたことです。

自分からクライアントに提案し、打ち合わせを行い、納期や単価を交渉する過程は大変でしたが、そのおかげでどんな条件でも成果を出せる自信がつきました。

エージェントを利用しないフリーランスエンジニアのメリット

年収UP

手数料がかからない

エージェントを使う場合、契約が成立すれば月額報酬の10~20%程度がエージェントの手数料になることが多いです。

たとえば月80万円の報酬だとして、エージェントが15%を取れば12万円が手元から消える計算になります。

エージェントなしならこのお金をすべて自分が受け取れるため、収益率が非常に高くなるのが大きな利点です。

単価交渉がしやすい

エージェントなしの場合は「自分で交渉・契約する」という手間は増えますが、希望する報酬を自分で設定することが可能です。

エージェントを利用する場合だと、エージェント指定の報酬で業務を行う必要があります。

また、マッチしない案件を無理に押し付けられる心配もありません。

ただ、最初は経験が浅かったり、営業力がない場合もあるので、単価交渉に苦戦する場合もあるかもしれませんね。

自由度が上がる

エージェント経由の案件は、週5常駐や週3リモートなど、ある程度の縛りが設定されているケースが多いです。

エージェントなしで、直接稼働方法も交渉できる場合は、働き方の自由度もある程度高くなります。

エージェントを利用しないフリーランスエンジニアのデメリット

契約事務やトラブル対応など自己責任が増える

発注書や契約書の作成、請求書発行などをすべて自力で対応する必要があるため、開発業務以外のタスクが増えます。

また、法律面や税務面の知識が必要になる場合もあり、そこに時間と労力を割かなくてはなりません。

納期変更や仕様の追加、支払い遅延などの問題が起きた場合、
仲介者がいないため自分で解決しなくてはならない点も、デメリットと言えます。

収入が安定しにくい

フリーランスエンジニアは基本的に定期的な仕事の確約がないため、単発案件が続く時期や、案件が途切れる時期など収入が変動しやすいです。

貯金を十分に用意するなど、リスクマネジメントが必要です。

案件探しの労力が大きい

エンジニアとしてのスキルだけでなく、営業やマーケティングの力も求められるため、得意でない人にはハードルが高いかもしれません。

「開発だけに集中したい」と思う人は負担に感じるでしょう。

Yuki
エージェントなしの独立は自己責任の範囲が広がります。

しかし、その分自由度と収益性が大きくなるのも事実。

収入アップやキャリアアップを狙いたい人には向いている働き方と言えるでしょう。

エージェントを利用した方が良い人

ここまでエージェントなしのメリットや手法を解説してきましたが、全員がエージェントを使わないほうが良いわけではありません

以下のような人は、あえてエージェントを活用するメリットが大きいでしょう。

  • 営業や価格交渉が極端に苦手、時間を割きたくない
  • 業務量を増やしたいが、自力で営業する時間が取れない
  • 大手企業の案件や長期プロジェクトを安定的に受けたい

営業や価格交渉が極端に苦手、時間を割きたくない

技術開発に集中したい人、コミュニケーションや交渉に大きなストレスを感じる人は、エージェント任せにしたほうがパフォーマンスを発揮しやすい可能性があります。

契約事務やスケジュール管理もある程度サポートしてもらえるため、「自分が余計な負担を抱えたくない」という人には有効です。

業務量を増やしたいが、自力で営業する時間が取れない

すでに案件が多忙な状態で、これ以上営業活動にリソースを割けないフリーランスにとって、エージェント経由で新規案件を供給してもらうのは効率的です。

特に、特定の高単価領域(AI、セキュリティなど)を専門に扱うエージェントに登録すれば、自分の強みを活かせる案件を素早く得ることができるでしょう。

大手企業の案件や長期プロジェクトを安定的に受けたい

大手IT企業やSIerの案件は、エージェントを通して募集をかけているケースが多いです。

社内手続きの関係で「フリーランスと直接契約は難しい」という企業もあり、エージェントが中間に入ることでスムーズに参画できることもあります。

Yuki
エージェントには案件提案・交渉・契約管理・給与保障(仮払いなど)といったサービスが含まれる場合が多いです。

トラブルが苦手なエンジニアや家族を抱えていて安定を優先したい方にはおすすめです。

フリーランスエンジニアがエージェントなしで案件を獲得する具体的な方法

ここからは、エージェントを使わないフリーランスエンジニアが実際に案件を獲得するためのアクションを具体的に紹介します。

実際に私が試してみた方法を表に書き起こしました。難易度と、おすすめ度を5段階もご参考になれば幸いです。

手法 難易度 おすすめ度
リファラル(知人からの紹介) ★★☆☆☆ ★★★★★
新規営業 ★★★★★ ★★★★☆
クラウドソーシング ★★★☆☆ ★★★☆☆
求人サイト ★★★☆☆ ★★★★☆
営業パートナーを見つける ★★★★☆ ★★★☆☆

リファラル(知人からの紹介)

知人や過去に一緒に働いた方からの紹介は、最も低リスクで案件を得る方法の一つです。

彼らがあなたを既に知っているため、信用や実力をある程度把握しており、案件を安心してお願いしやすいからです。

ポイント

  • 過去の上司や同僚に独立を知らせる: 近況報告のように「実はフリーランスとしてやっていくことにした」と伝えるだけでも、案件が転がり込む場合があります。
  • 知人のスタートアップや友人の経営する会社: 副業で助っ人エンジニアを探しているケースも多く、スピーディーに契約がまとまる可能性が高いです。

新規営業

新規営業は最も難易度が高いイメージがありますが、Webサイトのお問い合わせフォームやSNSダイレクトメッセージを使ってアプローチするなど、多様な方法があります。

ポイント

  • ターゲット企業のニーズを下調べ: 「自社サイトが古い」「新規サービスを立ち上げたい」などの課題を推測し、メールを送れば興味を持ってもらいやすい。
  • 断られるのが当たり前: ある程度の数をこなすことで成功率が徐々に上がり、営業スキルも身につく。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは低単価案件が多いイメージですが、うまく使えばコツコツ実績を積んで評価を高めたり、そこから直契約へ移行したりできるメリットがあります。

ポイント

  • 初心者歓迎の小さな案件でも真摯に対応し、高評価やレビューを集めると、より高単価な仕事が見え始める。
  • ある程度実績が貯まったら、クライアントと直接やりとりし「今後は直契約できませんか?」と打診してみるのも一つの手。

Yuki
個人的にはクラウドソーシングは単価も低く、利用手数料もかかるので、直契約できないなら、エージェント使う方がおすすめですね…!

求人サイト

Indeedなどでフルリモートや業務委託OKな企業が掲載されている場合があります。

求人を出しているということは、人手(エンジニア)が足りていないということです。

ポイント

  • 興味のある企業に直接エントリー: システム開発の外注や業務委託を検討している企業なら、エージェントを通さずに契約が成立するかもしれません。
  • プロフィールを充実させる: 経験技術スタックやポートフォリオリンクを記載し、具体的にどんな案件ができるかを明示すると反応が増える可能性が高いです。

営業パートナーを見つける

エンジニアとして開発に専念したい場合、営業パートナーを見つけて分業する方法があります。

ポイント

  • 営業や企画が得意な人: 友人や知人の中にビジネススキルが高い人がいれば、彼らが案件を獲得し、あなたが開発を担当する形。
  • 報酬の一部をパートナーに還元する: 例えば案件総額の10~15%をパートナーの手数料として渡すと、彼らも本気で営業してくれるメリットがある。

エージェントなしでフリーランスエンジニアが仕事を続けるコツ

リピーターを増やし、安定収入を確保する仕組み作り

信頼される人として評判を得ることでリピーターを獲得し、安定的に仕事が入る仕組みが大切です。

    • 返信は早く
    • 納期を守る
    • 一度受けた仕事は最後までやり抜く
    • ポートフォリオ、営業資料など準備しておく


Yuki
納期が遅れそうな場合は早めに連絡し、調整することが大事です。

案件を途切れさせないコツ

    • 継続的にSNS・技術ブログで発信
    • 勉強会・イベントに定期参加する
    • 新規営業は地道に継続する
    • 定期的に既存顧客に連絡する

継続的にSNS・技術ブログで発信

「どんな技術を使い、何を作ったか」を定期的に書けば、フォロワーや読者が増えて自然と案件が回ってくる可能性が高まります。

技術ブログはメリットがたくさんあるので、この機会に始めてみてはいかがですか?

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勉強会やイベントに定期参加

新しいトレンドや情報を入手できるうえ、人とのつながりで思わぬ案件が舞い込むことも多いです。

定期的に既存顧客に連絡

「その後システムの調子はいかがでしょうか?」とフォローすれば、新たな改修や追加案件につながる場合がある。

また、既存顧客からまた別の顧客を紹介してもらえるケースもあるので、やっておいて損はないです。

新規営業は地道に継続

1件成功するまでに10件、20件断られるのは当たり前というマインドを持って取り組んでみましょう。

繰り返すことで営業力が上がります。


Yuki
営業DMは「千三つ」とも言われ、1000件送れば返信が来るのは3件程度という現実があります。

返信率が低いことを考慮しながらも、新規営業には積極的に取り組むことが大切です。


スケジュール管理とモチベーション維持

フリーランスは時間管理の自由度が高い反面、自己管理が難しいケースも多いです。

新規営業するとなると、かなり疲弊してしまうので、目標設定やタスクをしっかりと管理しましょう。

また、長時間労働になりすぎるとパフォーマンスが落ち、納期や品質に悪影響が出るため、適度な休みと運動を心掛けると良いと思います。

まとめ:あなたもエージェントなしで自由に稼げるフリーランスへ

フリーランスエンジニアがエージェントを使わずに案件を獲得するのは、確かに営業や契約関連の負担が増える分、難易度は高めです。

しかし、その代わり手数料なしで報酬が最大化し、好きな案件・稼働形態を選べる自由を得られます。

筆者自身、エージェントを一切利用せずに仕事を得ていた経験があり、そのおかげで営業力やコミュニケーション力が大きく伸びました。

長い目で見れば、エージェントなしで契約を勝ち取るスキルはビジネス力を高め、さらなる収入アップやキャリアアップにつながるでしょう。

とはいえ、全員がエージェントなしに向いているわけではなく、安定や大手案件を重視する人はエージェント活用が合理的な選択となる場合もあります。
大切なのは、自分の性格やライフスタイル、望む働き方に合わせて最適な方法を選ぶことです。


当ブログでは、起業やスキルアップを目指す方々に向けて、有益な記事を多数掲載しています。ぜひご覧ください。

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Yuki

文系芸術系大学出身。学生時代はフリーランスでWEB制作・開発しながら、2社で長期エンジニアインターンを経験しました(2年半)。 23卒で、自社開発ベンチャー企業に入社しエンジニアやPMとしてサービスに関わり、2024年1月起業。自社サービスや受託開発で年収1億円を目指して奮闘中。 お仕事依頼はお問い合わせフォームからお問い合わせお願いします。

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